前回のPC-9801NX/Cのブチ砕けたボスの件、結局ボスを新規作成した。
おゆまるで型取りして、ノギスで測って、モデリングして、MarsProで3Dプリント(ABSライク)した。プリント品は光造形品でも接着できるというセメダインのスーパーXゴールドで接着。もちろん砕けたボスの残骸が支障になるので、ハンドリューターで撤去してから。
2・3回開け閉めしてみたところ、特に問題なさそうな感じ。
ということで、作ったボス(ヒンジベースと命名)のstlデータを公開します。(パスワードは9801)
https://www.axfc.net/u/4038346.zip
使用ルールは例によって
・使用は自己責任(使って98が破損、ケガなどしても僕は責任を負いません)
・データ、3Dプリント品の転売禁止
・2次配布禁止
とします。
ネジはM3x10のタッピングを使う前提になっています。筐体設計はNX/CとNS/Rは共通っぽいので、NS/Rでも使えると思われます。
ボス付近にある黒いプラシートは剥がす必要があります。
下穴が4つあるのは当初ネジを増設しようとしてた名残です。板金側に穴をあける必要がありますが、トライしてみたい方はどうぞ。増設するなら1個でいいかもしれません。
取り付け時、このヒンジベースと板金は両面テープで張り付けると幾分か強くなるかもしれません。その代わりメチャメチャ位置決めがしづらいです。
下穴横に窓状の穴がありますが、タッピングねじ込み時にヒンジベースが塑性変形して筐体を圧迫するのではと思ってその分をよけるためのアイデアです。意味ないかもしれません。
本当は砕けたボスに入ってたインサートナット版も作ってみたんだけども、スペース的に肉厚を取れなかった結果、圧入したところヒビが入ったためボツにしました。