ブルーアーカイブはいいぞ

暇に飽かして6月半ばからブルーアーカイブを始めた。

存在は何となく知っていて、きっかけは忘れたが急に思い立ったのである。前にも書いたように、そのためにタブレットまで買い替えた。

iPlay 50購入、ゴム足を貼る - samo1000’s blog

始めた直後の10連ガチャで、運よく★3キャラであるシュンが出て、最初の頃こそ単体攻撃かつ攻撃力過剰で、何とも使いづらいと思っていたのだが、しばらくすると必殺技であるところのEXスキルを使うためのコストを貯めやすくなる能力があるのを知り、PvPであるところの戦術対抗戦では出ずっぱりになっている。

で、タイトルの「いいぞ」について。どの辺がいいと思ったか書いていく。

まずグラフィックである。キャラクターはデフォルメされた3DCGで、戦闘シーンやカフェでは細やかなアニメーションを見せてくれる。歩き方のモーションや仕草などもキャラごとに違っており、開発陣のこだわりを感じるのがいい(特に敵が撃たれて倒れるモーションなど、生々しさすら感じる)。キャラのデフォルメ具合も非常にかわいく、ちょうどいい。アドベンチャーパートはイラストだが、これもクオリティが高く、文句が無い。GUIや背景なども統一感のあるデザインで、ゲームのコンセプトである「透き通った世界観」を見事に表現している。

BGMも素晴らしい。基本的にテクノ・EDM系なのだがどれもクオリティが高く、捨て曲が無い。しかも曲の数もすごいのである。キャッチーな曲が多く、例の「Unwelcome School」などネットミームにすらなった曲もある(これが流れると白目を向いているアルが思い浮かぶ)。個人的にはRABBIT小隊のテーマ曲である「Usagi Flap」、自転車シロコのメモロビなどの「Water Drop」などが好きである。

肝心のゲーム性もいい。基本的には近くの敵を自動で攻撃するが、EXスキルを使う順やターゲット指示はマニュアルであり、セミオートという具合になっている(戦術対抗戦は完全オートで、プレイヤーは編成くらいしか出来ない)。いつどの順でEXスキルを使うかであるとか、キャラをどこに誘導させるかとか、眠くなることがない。個人的には「運ゲー」度が低いのが気に入っている。

キャラはよくあるソシャゲと同じように「募集」という形でガチャを回すわけだが、結構レアキャラが手に入りやすい上、カブりにくいように思う。★3キャラは今まで数回しかカブっていない。元ネタが無いオリジナルコンテンツというのもあり、★3キャラはかなり多く集めがいがある。

課金について。僕の場合はあっちっちSP(2.5周年)あたりから微課金(マンスリーパッケージと2Weeksスタミナパッケージ)をしている。合わせて月2000円くらいである。これのお陰で育成アイテムが手に入りやすくなり、ゲームの進め方もだいぶ楽な気がする。廃課金勢のように石が何万もあるわけではないので、限定キャラが出るまで引くようなマネは出来ないが、十分楽しめている。

若干脱線したが、ブルアカの「よさ」は「世界観の構築に成功していること」、「それを引き出すグラフィックやBGM等の統一感を出せていること」、「そうするための強力なディレクション能力」によるものが大きいのではと思っている。